Posted by Yugui on 7 Dec 2009
Ruby 1.9.1-p376をリリースしました。これはRuby 1.9.1のパッチレベルリリースで、CVE-2009-4124の修正を含みます。
CVE-2009-4124
以前のバージョンRuby 1.9.1-p243はヒープオーバーフローを許す脆弱性を持っていました。この脆弱性はKPMG LondonのEmmanouel Kellinisによって発見されました。
Ruby 1.9.1のすべてのユーザーにp376へのアップグレードを推奨します。なお、Ruby 1.8系統には影響しません。
その他の修正
また1.9.1.-p376は100超のバグ修正も含みます。
- IRBの拡張コマンドが機能していませんでした。
- RipperがいくつかのRubyコードを解析できませんでした。
- AIXにおけるビルドエラーを修正しました。
- Matrixのバグをいくつか修正しました。
- ユーザーのホームディレクトリにインストールされたgemをロードできない問題を修正しました。
- いくつかのメソッドが正しいエンコーディング情報付きの文字列を返すようになりました。
詳しくはChangeLogをご覧ください。
所在
-
- <URL:https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.1-p376.tar.bz2>
- SIZE
- 7293106 bytes
- MD5
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- SHA256
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-
- <URL:https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.1-p376.tar.gz>
- SIZE
- 9073007 bytes
- MD5
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- SHA256
- 58b8fc1645283fcf3d5be195dffcaf55b7c85cbc210074273b57b835409b21ca
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- <URL:https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.1-p376.zip>
- SIZE
- 10337871 bytes
- MD5
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- SHA256
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