Posted by usa on 17 Oct 2018
Ruby 2.3.8 がリリースされました。
今回のリリースでは、以下のセキュリティ上の問題への対応が行われています。
- CVE-2018-16396: Array#pack および String#unpack の一部のフォーマット指定においてtaintフラグが伝播しない脆弱性についてへの対応
- CVE-2018-16395: OpenSSL::X509::Name の同一性判定が機能していない脆弱性についてへの対応
また、加えて、保守作業上の都合により、セキュリティ上の問題ではありませんが、Visual Studio 2015とWindows10 October 2018 Updateとの組み合わせでRubyが動作しなくなる問題への対応が行われています。
Ruby 2.3 系列は、現在、セキュリティメンテナンスフェーズにあります。 このフェーズ中は、重大なセキュリティ上の問題への対応のみが行われます。 現在の予定では、2019 年 3 月末頃を目処に、2.3 系列のセキュリティメンテナンスならびに公式サポートは終了する見込みです。 現在、2.3 系列を利用しているユーザーの皆さんは、なるべく早く、2.5 系列等のより新しいバージョン系列の Ruby への移行を検討されるよう、お勧めします。
ダウンロード
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https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.3/ruby-2.3.8.tar.bz2
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リリースコメント
リリースに協力してくれた皆様、また、脆弱性情報を報告してくれた皆様に感謝します。