Posted by usa on 5 Apr 2021
Ruby 2.6.7 がリリースされました。
このリリースには、多数のバグ修正、および、幾つかの脆弱性修正が含まれています。 脆弱性修正については、以下の記事を参照してください。
- CVE-2020-25613: Potential HTTP Request Smuggling Vulnerability in WEBrick
- CVE-2021-28965: XML round-trip vulnerability in REXML
個々の修正の詳細については、commit logs を参照してください。
このリリースをもって、Ruby 2.6 系列の通常メンテナンスフェーズは終了し、セキュリティメンテナンスフェーズに移行します。 セキュリティメンテナンスフェーズにおいては、単なるバグの修正は行われず、セキュリティ上の問題の修正のみが行われます。 セキュリティメンテナンスフェーズの期間は 1 年間を予定しており、その期間が過ぎると、Ruby 2.6 系列のメンテナンスは完全に終了します。 したがって、ユーザーの皆様におかれましては、速やかに Ruby 3.0 あるいは 2.7 への移行を計画し、準備を進めることをお薦めします。
ダウンロード
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https://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.6/ruby-2.6.7.tar.bz2
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リリースコメント
Ruby 開発者の皆様、バグや脆弱性を報告してくれたユーザーの皆様のご協力により本リリースは行われています。 皆様のご協力に感謝します。
本リリースを含む Ruby 2.6 のメンテナンスは Ruby アソシエーションの「Ruby 安定版保守事業」に基づき行われています。